日本国民はちゃんと見ている
消費増税・原発再稼働 政権2大テーマ正念場
野田政権の支持率が3割を切ったらしい。
いわゆる「危険水域』に近付いている。
支持率低下の理由は、「政府野党の運営の仕方が悪い」、「指導力がない」、「政策が悪い」がトップ3。
個別のテーマについてはどうか。
まず、原発問題。
政府は、関西電力大飯原発の再稼働を急いでいる.
これに対して世論は54%が反対だ。
民主党内にも拙速を諌める空気があるらしい。
電力不足は問題だが、対策や説明が不十分なのではないか。
次に消費税率の引き上げ問題。
世論は、6割が「増税は必要」としながらも、政府案に対しては5割が反対票を投じてる。
財政再建は必要だし、そのためには増税という痛みを受けるのもやむを得ない。
しかし、政府のやり方は認められないということだ。
支出削減などやるべきことをやりきっていないのではないかという不信感もあると思う。
そして、小沢元代表グループの反乱問題。
これについては6割を超える反対票だ。
「意味わからん」という受け止め方をされていると思う。
もはや単なる縄張り争い、自己満足の世界だ。
いい加減不毛な事は止めて、国のためにやるべきことをやってもらいたい。
この調査結果を見ると、みんなちゃんと見てるな、わかってるなという気がする。
そして、政府は国民の期待に答える事ができていない。
早期の解決を期待する。